
画像は、小平市上水本町2丁目の、旧鎌倉街道が玉川上水の緑地にかかる「鎌倉橋」を南から見たところです。
この橋の西側あたりには、昭和の初期頃まで小さな塚が2基存在したといわれており、この橋の手前の地名は「二つ塚」と呼ばれていました。
この二つ塚は、国分寺市のこの街道沿いの一里塚からちょうど一里の地点にあり、かつては旅人に道程を知らせた旧鎌倉街道十三塚のうちの一つであったといわれています。
残念ながら、民家の敷地内にあった塚はいつしか開発により姿を消してしまったようですが、「二つ塚」の名称は地名に残されているようです。

画像は立川バスの停留場に残された「二つ塚」。

画像は道路の名称に残された「二つ塚」。
「二つ塚」の文字の真ん中の「つ」が、「ツ」だったり「つ」だったり、まちまちですね。。。
<参考文献>
小平市史編さん委員会『小平市史 地理・考古・民俗編』
小平市教育委員会『郷土こだいら』
芳賀善次郎『旧鎌倉街道探索の旅 1 上町・山ノ道編』
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- 2020/04/22(水) 20:41:08|
- 西東京市•東久留米市の塚
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