
今回は、北区中十条4丁目に所在する「若宮八幡神社」の探訪の記録です。
十条台周辺の伝承に残る古墳の詳細がまったくつかめなかった中、散策しながら視界に入った神社や祠が祀られている場所はすべて参拝する勢いで廻りました。
この若宮八幡神社も古墳や塚の跡地であってもおかしくないかなあと感じた神社です。
ここは古くから「八幡山」と呼ばれていたそうですが、周囲は入り組んだ入江のような地形で、現在は三方が切り立った崖となっており(開発が進む以前はもう少しなだらかだったのかもしれませんが)、確かに下から見上げると小山のようです。
この「八幡山」という名称が気になってしまったのですが、この丘陵自体が八幡山と呼ばれていたのか、実は丘陵頂部に古墳か塚のような遺構があり、そこが八幡山だったのか、色々妄想が広がってしまいます。

鳥居の様子です。
奥の境内の敷地が参道までよりも一段高くなっていて、やはり古墳跡を妄想してしまいます。。。
古老からの聞き伝えによりますと、この八幡神社は享保年間(1716~1736)に鎌倉の鶴岡八幡宮から分祀して創建したとのことで、それで「若宮八幡神社」といいます。(現存の記録は明治18年6月が最古のものだそうです)

ほら。綺麗な円形を呈していて、頂部が削平された円墳跡みたいでしょ。笑。
いや、もちろん学術的な根拠はまったくなく、すべて気のせいかもしれないのですが。。。

山の斜面の様子。
うーん。ま、古墳じゃないかな。
気のせいかも。。。
<参考文献>
現地説明板
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- 2021/04/19(月) 01:23:04|
- 北区/その他の古墳・塚
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