
画像は、下野市国分寺に所在する「小田坂3号墳」と思われる高まりです。
下野市教育委員会より発行された『下野市遺跡分布図』によると、下野市の遺跡番号391番の古墳として登録されていますが、径約7m、高さ約1mとかなり小さな高まりで、同書には1号墳と同様に「東側にある小田坂用水堀跡掘削時の掘り上げ土の可能性がある。」と書かれています。

南西から見たところ。
同じように、用水堀跡掘削時の掘り上げ土ではないかと疑われている1号墳は、用水堀から多少離れた位置にありましたが、この3号墳は用水堀に隣接している状況で、確かに古墳ではないという可能性も感じます。。。

堀がきれいに残されていて、実際に見学した際には「まさか城址?」とも感じました。
いったいなんの遺構なんだろうと思っていましたが、用水堀だったのですね。。。
<参考文献>
下野市教育委員会『下野市遺跡分布図』
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- 2023/03/12(日) 18:44:28|
- 下野市の古墳・塚
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