
今回は、宇都宮市長岡町に所在する「瓦塚古墳群」の第3回。
四つの支群のうちの「B支群」に属する古墳を紹介しようと思います。
最初の画像は、瓦塚古墳群28号墳の所在地周辺の様子です。
この28号墳は、墳丘はすでに消滅しているとされている古墳ですが、このあたりかな?と思われるあたりに若干の地膨れのような高まりが見られたので、そこを狙って撮影しました。
近年に、地中に残存する石室が調査されていて埋め戻されているはずです。
しかし、図書館でコピーしておいた資料が見当たらなくなってしまったので、詳細はわかりません。。。↓´・ω・`↓ショボーン
後日、所領が出てきて詳細がわかったらこっそり書き加えることにしますが、とりあえずこの高まりが28号墳と関係があるのかどうかは自信なし。。。(関係ないかもしれない、、、)

続いてこちらは瓦塚29号墳。
直径20m、高さ3mの円墳です。
点在する円墳の中では比較的大きな印象です。。。

29号墳の墳丘上には、石材かと思われる石が露出しているのが印象的。

こちらは瓦塚42号墳。
直径12m、高さ1.5mと、比較的小さな円墳です。

こちらは瓦塚16号墳です。
直径10m、高さ1mという小形の円墳です。
42号墳とこの16号墳までは農道に沿って存在しますので見学は容易ですが、ここから17号墳→18号墳→19号墳と番号が増えるにしたがって尾根の先端へと向かっていき、藪の中に突入します。。。

こちらは17号墳です。
直径20m、高さ2.5mの円墳です。

こちらは18号墳。
直径23m、高さ2mの円墳です。
発掘された跡なのか盗掘の跡なのかよくわかりませんが、石室に沿うような形状でザックリとえぐられています。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、写真中央から右に向かって削られているのがおわかりでしょうか。。。

同じく18号墳を多分西から見たところ。
写真の奥に向かってベッコリ凹んでいますね。。。

こちらは19号墳です。
直径20m、高さ2mの円墳です。
尾根の先端に向かっているので、このあたりまで来るとかなり傾斜がキツくなってきます。

同じく19号墳を南西から見たところです(多分)。
墳丘の南東側に鳥居があり、墳頂部に祠があります。
瓦塚古墳群は、お知り合いになったY崎さんに声をかけて見学しましたが、ここは少なくともY崎さんのお宅の氏神様ではないと思われますし、お参りして写真を撮ってから早々に退散しました。。。

墳丘上の様子です。
帰宅後に調べたところでは、鎮座しているのは星の宮神社ということです。
30基前後が残存しているという、宇都宮市内ではもっとも大きな古墳群ということでかなり見どころがあります。
さらに次回に続きます。
<参考文献>
宇都宮市教育委員会『瓦塚古墳』
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- 2023/10/01(日) 21:22:06|
- 宇都宮市の古墳・塚
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