
以前、狛江市藤塚(現在の和泉本町4丁目)に所在したといわれる富士塚、「金堀塚」を紹介したことがありましたが、狛江市内にはもう1基、かつての銀行町(現在の狛江三叉路あたり)にも富士塚が存在したといわれています。
画像は、「浅間塚」が所在したとされる、狛江市東和泉2丁目の跡地周辺のようすです。
この古墳は、昭和35年(1960)に当時の狛江町全域で行われた古墳の分布調査の際に把握されており、『狛江市の古墳(Ⅰ)』に掲載されている『狛江古墳群地名表』には40番に、「浅間塚」の名称で取り上げられています。台地の縁辺部にあたる、画像の左側あたりに所在したとされる浅間塚は、開発により宅地となって消滅しており、痕跡はすでに残されていないようです。
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<参考文献>
狛江市教育委員会『狛江市の古墳(Ⅰ)』
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- 2018/01/30(火) 23:06:15|
- 狛江市/狛江古墳群(猪方)
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